
Parallels Desktop for Mac はバージョン17.1.1になって、Windows11が簡単インストールできるようになっています。
インテルMacではDVDからのインストールや、以前のバージョンのWindowsからのアップグレードができます(アップグレードは以前は大変でしたが、17.1.0以降だいぶ楽になったみたいです)。
M1チップのMacでは、ARM用のWindowsを使う必要があり、インテル用のWindowsが使えません。このため、以前は、インサイダープログラムに登録して、Insider Preview版のイメージファイルをダウンロードして、インストールするという面倒くさい作業をする必要がありました。
これが、今では、Parallels Desktopから直接、Windows 11をダウンロードして、そのままインストールすることが簡単にできるようになっていました。
Parallels Desktop 17 for Mac 17.1.1 (51537)
今回のアップデートである Parallels Desktop 17 for Mac 17.1.1(51537)では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
最新情報
・インストールアシスタントの新しいオプションにより、Apple M1 チップを搭載する Mac における Windows 11 のダウンロードとインストールがシンプルになりました。
・「PC 正常性チェック」アプリを起動すると、刷新されたダイアログが表示され、Intel ベースの Windows 10 を Windows 11 にアップグレードできるかどうかについての追加情報が表示されます。
https://kb.parallels.com/jp/125552
ようやく我が家にもM1 ProチップのMacBook Pro 14を導入したので、Parallels Desktop 17.1.1で、Windows 11のインストールに挑戦してみました。
インテルMac(我が家のMacBook Pro 13)で使っていたディスクは、M1系チップのMacでは互換性がなく動作しません。仕方がないですね。

そこで、ファイルメニューから「新規…」を選択すると、インストールアシスタントが出てきます。

「続行」ボタンを押すと、新規作成の案内が出ます。
左側の「MicrosoftからWindows 11を入手」を選択して、「続行」ボタンを押します。

Windows 11のダウンロードとインストールの案内が出ます。「Windowsのインストール」ボタンを押すと、ARM版Windows 11 Home のダウンロードとインストールが始まります。
こんなに簡単にWindows 11の正規版が使えるようになったのはありがたいです(もちろん後でライセンス認証が必要ですが)。

インストールが終わったら、Windowsにログインします。Microsoftアカウントでログインするのが推奨されているようです。試用し続けることも実際には可能なようですが、ライセンス認証されていない旨の文字がデスクトップに出てきたり、デスクトップ壁紙の変更ができないなどの不便があったりするようです。
ライセンス認証することで、そのような制限がなくなり正規に使えるようになります。
Windows 11の中から、Microsoft Store(マイクロソフト ストア)で、ライセンスを正式に購入することができるようになっています。Home版で2万円近くするとはいえ、便利になりました。
ライセンスに、インテル版とARM版の区別は特にないようなので、未使用の(または余っている)正規ライセンスがあれば、入力することで認証されるようです。あるいは、Microsoftアカウントでログインしていれば、そのMicrosoftアカウントで管理されているものの選択肢が現れることがあり、その中からもう使っていないものを選択することで認証することができるようです。

Microsoft Office 365(Word, Excel, PowerPointなど)は当然ながら普通に動作します。
一太郎も、私が持っているバージョン2020は、インストールも動作も問題ないようでした。これで安心です。




コメント
AMDと何度も書かれていますが、ARMです
IntelとAMDは同じイメージとなります
訂正された方が良いと思いますよ
AMD用のWindowsってなんやねん、ガセ情報を流さないでください。
御指摘ありがとうございました。
修正しました。